ANAカードは全日空のマイレージを貯めるのに最適で、ふだんの買い物でもマイルを貯めやすい人気クレジットカードです。
とはいえANAカードは法人や海外在住者向けカードを合わせると60種類以上も存在するため、まずどれを選ぶべきか悩みますよね。
本記事では、実際にANA上級会員資格を持っているANAカード愛用者の編集部メンバーが監修し、デビューの1枚に最適なカードを厳選しました。
ANAカード選びで重要な還元率、年会費のコスパ面から比較したワン!
<クラファン比較ラボ結論>
年会費が安く負担がかからず、飛行機の利用が少なくても日常的な利用で無理なくポイントが貯まるカードです。
- ANA JCB 一般カード:年会費(税込)2,200円で還元率0.5%、継続で1,000マイルがもらえます。
- ANAカード(一般カード):日々のお買物でVポイントが貯まり、マイルに交換可能です。
- ソラチカカード:東京メトロユーザー必見!日々の乗車でポイントが貯まり、マイルに交換できます。
記事の信頼性|実際のANA上級会員が監修しています
編集部メンバーはANA上級会員の証拠である、スーパーフライヤーズカード(SFCカード)を保有中。
以下が所持しているANAスーパーフライヤーズ ゴールドカードです。
監修者の私は2022年にSFC修行を実施し、ANA上級ステータスを獲得しました。
実際にANA上級会員資格を保持している、当事者だからこそ語れる本音の口コミを公開します。
選び方や目的別でも紹介するので、ANAカードが欲しい人はぜひ参考にしてください。
カード名 | 年会費(税込) | 還元率 | 搭乗ボーナス |
---|---|---|---|
①ANA JCB 一般カード おすすめ! | 2,200円 | 0.5% | 10% |
②ANAカード(一般カード) | 2,200円 | 0.5% | 10% |
③ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 7,700円 | 1% | 10% |
④ソラチカカード | 2,200円 | 0.5% | 10% |
⑤ANA JCBワイドゴールドカード | 15,400円 | 1% | 25% |
⑥ソラチカゴールドカード | 15,400円 | 1% | 25% |
⑦ANAアメックス・ゴールド | 34,100円 | 1% | 25% |
⑧ANA JCBワイドカード | 7,975円 | 0.5% | 25% |
⑨ANAカード(学生用)JCBカード | 在学中無料 | 0.5% | 10% |
⑩ANA JCBカード ZERO | 18歳~29歳限定で 5年間無料 | 0.5% | 10% |
⑪ANA JCB カードプレミアム | 77,000円 | 1% | 50% |
⑩ANAダイナースカード | 29,700円 | 1% | 25% |
\あなたに合うANAカードは?/
愛用者おすすめのANAカード12枚
ANAカードは全部で60種類以上も存在し、それぞれ特徴や発行対象者などが異なります。
使い方や飛行機の利用頻度によってもおすすめできるカードは違うので、自分に合うものを見つけましょう。
ここでは万人にとってコスパ最強のANAカードから順に、本当におすすめできる券面だけを紹介します。
ANA JCB 一般カード
年会費(税込) | 2,200円 |
還元率 | 0.5% |
航空券の購入 | 1.5%相当 |
搭乗ボーナス | 10% |
継続ボーナス | 1,000マイル |
付帯保険 | 海外旅行:最高1,000万 国内航空:最高1,000万 |
申し込める年齢 | 18歳以上 |
ANA JCB 一般カードは年会費が安く、搭乗が少ない人や気軽に持ちたい人に最適でコスパ抜群のカードです。
初めてANAカードを発行する際のデビューにも最適な1枚でして、主なメリットは以下のとおり。
- 年会費が2,200円(税込)と安くて持ちやすい
- 初年度は年会費無料
- 入会・継続で1,000マイルもらえる
- 年間5,500円(税込)でマイル交換率2倍に
- JCBブランドで使い勝手がいい
お買い物の利用で貯まるOki Dokiポイントは、自動的にマイルに交換する設定にしておけば、その都度交換する手間を省けます。
オプションで年間5,500円(税込)を払えばマイルへの交換率が2倍になるので、上級カードよりも安い年会費でマイルをたくさん貯めたい人におすすめです。
マイル交換2倍コースは、Visaやマスターカードだと年度ごと6,600円(税込)だから、JCBがお得だワン!
もっと詳しく知りたい方は、ANA JCBカード保有者が監修したANA JCB一般カードの還元率やメリット・デメリットをご覧ください。
ANAカードの中でもド定番なので、基本的にこれを選んでおけば間違いなしです。
一般カードも年会費がかかるのはANAカードの欠点ですが、初年度は無料なので発行後に継続を検討すれば問題ありません。
ちなみにJALの普通カード年会費も同額なので、相場としては最も安価な標準ラインです。
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初めてのANAカードなら年会費が安い一般カード(新規入会でもれなく1,000マイル)がおすすめ。
実際に使っています
編集部メンバーもANA JCB 一般カードを実際に保有しています。
定期的に飛行機に乗る機会があるため、iPhoneウォレットに登録して日々の支払いにも利用しマイルを貯めています。
年会費は手頃だから、十分に元は取れるワン!
ANAカード(一般カード)
年会費(税込) | 2,200円 |
還元率 | 0.5% |
航空券の購入 | 1.5%相当 |
搭乗ボーナス | 10% |
継続ボーナス | 1,000マイル |
付帯保険 | 海外旅行:最高1,000万 国内航空:最高1,000万 |
申し込める年齢 | 18歳以上 |
先に紹介したANA一般カードのVISA・Mastercardブランド版です。
年会費や継続ボーナスでもらえるマイルなど、基本的なステータスはJCBと変わりありません。
- 入会・継続で1,000マイルずつもらえる
- 初年度は年会費無料
- Vポイント:お買い物利用200円(税込)につき1ポイント付与
- マイ・ペイすリボ設定でボーナスポイントがもらえる
- VISA・マスターカードブランドだから国内外で圧倒的に使いやすい
ANAカード(一般カード)では、日々のお買い物利用でVポイントが貯まり、ANAマイレージに交換が可能。
マイルとVポイントの両方がどんどん貯まり、VポイントもANAマイルに交換できるワン!
年会費が安いため、マイルを本格的に貯めていきたい方のメインカードにおすすめです。
こちらも定番の券面なので、カードブランドをJCBにしたいかVISA・マスターにしたいかで選択しましょう。
ただし、マイル移行2倍コースへの申し込みを検討している場合は、料金が1,000円ほど安いJCBがおすすめです。
こちらのVISA・マスターブランドは三井住友カードが発行しているため、VPASSから利用明細を確認できるのが便利です。
\日々の生活でマイルが貯まる/
いつものお買い物で「200円ごと1マイル」が貯まる!
入会時・毎年のカード継続時にボーナスマイルがもらえます。
※商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。
※一部Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスがご利用いただけない店舗がございます。また、一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)
年会費(税込) | 7,700円 |
還元率 | 1% |
航空券の購入 | 2.5%相当 |
搭乗ボーナス | 10% |
継続ボーナス | 1,000マイル |
付帯保険 | 海外旅行:最高3,000万 国内航空:最高2,000万 |
申し込める年齢 | 20歳以上 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、一般カードながらゴールドランク並みの特典が付いたカードです。
アメックスならではの充実な付帯サービスが魅力でして、主なメリットは以下のとおり。
- 還元率が1%と高く、航空券の購入では2.5%相当が還元
- アメックスブランドの中では年会費がもっとも安価
- 一般カードなのに空港ラウンジサービスが使える
- 「ポイント移行コース」なら、ポイントが無期限になる
通常ゴールドランクの特典である、空港ラウンジが一般ランクのカードながら無料で使えるのも魅力です。
年間6,600円(税込)の「ポイント移行コース」に登録すれば、通常3年の期限がなくなり、無期限でポイントが使えます。
年会費をかけずに特典が充実したカードを求める人も、ANAアメリカン・エキスプレス・カードなら満足できるでしょう。
「ポイント移行コース」の登録も初年度からは不要で、3年後ポイントの期限が切れる直前に加入するとコストを抑えられるワン!
「ANAカードが欲しい」「アメックスカードを作ってみたかった」の2つを考えていた人に最適なカードです。
先ほど紹介した一般カードよりも年会費は高いので、ブランドにこだわりがなければJCBなどを選んだ方が良いでしょう。
また、今後マイル修行をして上級会員を目指したい方は本カードだとSFC切り替え対象外なので、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの発行が必要です。
ソラチカカード
年会費(税込) | 2,200円 |
還元率 | 0.5% |
航空券の購入 | 1.5%相当 |
搭乗ボーナス | 10% |
継続ボーナス | 1,000マイル |
付帯保険 | 海外旅行:最高1,000万 国内航空:最高1,000万 |
申し込める年齢 | 18歳以上 |
ソラチカカードはANAと東京メトロが提携して発行するカードで、正式名は「ANA To Me CARD PASMO JCB」です。
その名の通り、ふだんから東京メトロを利用する方のマイル獲得に最適な1枚でして、主なメリットを以下にまとめました。
- 入会・継続で1,000マイルもらえる
- 東京メトロ1乗車ごとに5~15ポイント貯まる
- PASMOの機能付き
- 定期券を搭載できる
- 年会費無料でPASMOオートチャージ機能も利用可能
ソラチカカードに付帯するPASMOを利用すれば、東京メトロ線の乗車1回あたり5~15ポイントが貯まります。
貯まったポイントは通常よりも高い交換率で、お得にANAマイルに交換可能です。
もちろんANAカードだから、搭乗・継続時のボーナスはしっかり獲得できるワン!
国際ブランドはJCBのみとなっており、VISAやマスターカードは選べない点に注意しましょう。
PASMOユーザーで公共交通機関の利用が多い人は、マイルの貯まる手段が広がるためおすすめです。
鉄道会社系のANAカードは東急やSuica、nimocaもありますが、ソラチカカードがマイルの貯めやすさでは上回っています。
ANA JCBワイドゴールドカード
年会費(税込) | 15,400円 |
還元率 | 1% |
航空券の購入 | 2%相当 |
搭乗ボーナス | 25% |
継続ボーナス | 2,000マイル |
付帯保険 | 海外旅行:1億円 国内航空:5,000万円 国内旅行:5,000万円 |
申し込める年齢 | 20歳以上 |
ANA JCBワイドゴールドカードは、一般・ワイドよりもワンランク上のゴールドカードです。
主なメリットは以下のとおり。
- 還元率が高め
- ゴールドカードの中では最安の年会費
- 海外旅行傷害保険のうち5,000万円は自動付帯
- ハワイ・国内の主要空港ラウンジが無料
- ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカードへの切り替えに対応
還元率が1%と高く、1度の搭乗で25%ものボーナスマイルがもらえます。
ハワイ・国内の主要空港ラウンジが無料、充実した付帯保険といったゴールド特典も付いてくるため、飛行機移動が多い人に最適です。
海外旅行では最高1億円の付帯保険が付いていますが、本カードで支払わなくても5,000万円は補償されるメリットも。
JCBのゴールド会員専用サイト「JCB GOLD Service Club Off」も使えるため、お食事や映画も優待価格で利用できます。
ゴールドカードの中でもランクが高く、優待が多いカードだワン!
SFC修行をするなど、飛行機に乗りつつガッツリとマイルを貯めたい方に最適でして、私もこのカードでマイル修行をしました。
特にマイル修行を考えていない場合は、いきなりゴールドではなく一般カードから作成するのが良いでしょう。
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初めてのANAカードなら年会費が安い一般カード(新規入会でもれなく1,000マイル)がおすすめ。
さらに詳しくは「ANAカードのゴールドカードの特典を比較!年会費・マイル還元率などメリットや特徴を解説」をご覧ください。
ソラチカゴールドカード
年会費(税込) | 15,400円 |
還元率 | 1% |
航空券の購入 | 2%相当 |
搭乗ボーナス | 25% |
継続ボーナス | 2,000マイル |
付帯保険 | 海外旅行:1億円 国内航空:5,000万円 国内旅行:5,000万円 |
申し込める年齢 | 20歳以上 |
ソラチカゴールドカードは、ソラチカカードのワンランク上のゴールドカードです。
主なメリットは以下のとおり。
- 還元率が高め
- ゴールドカードの中では最安の年会費
- 東京メトロ1乗車ごとに20~40ポイント貯まる
- ハワイ・国内の主要空港ラウンジ無料
- ソラチカカードの機能はそのまま使える
ソラチカカードの機能はそのままで、空港ラウンジ無料などのゴールドカード特典が追加されています。
東京メトロ線の乗車では1回あたり20P~40P貯まるため、一般のソラチカカードよりもグレードアップ。
付帯保険も充実しており、当カードなら最大1億円まで保証されるのも魅力です。
還元率と継続ボーナスは2倍、搭乗で25%ものマイルが加算されるため、飛行機に乗ることが多い人はソラチカゴールドカードを検討しましょう。
一般ソラチカカードからアップグレードもできるワン!
マイルを貯めたいPASMOユーザーかつ、ゴールドカード希望の人向けということで、積極的に作る人は少ない印象です。
ANAのゴールドカードを作るのであれば、より柔軟に使いやすい「ANA JCBワイドゴールドカード」をおすすめします。
ANAアメックス・ゴールド
年会費(税込) | 34,100円 |
還元率 | 1% |
航空券の購入 | 3%相当 |
搭乗ボーナス | 25% |
継続ボーナス | 2,000マイル |
付帯保険 | 海外旅行:最高1億円 国内旅行:最高5,000万円 |
申し込める年齢 | 20歳以上 |
公式サイト | https://www.americanexpress.com/ |
ANAアメックス・ゴールドはステータス制とコスパを兼ね備えたカードです。
詳しいメリットは以下のとおり。
- 年間300万円以上利用でANA SKY コイン10,000円分もらえる
- 年間2回まで無料でラウンジを利用できるプライオリティパスを作れる
- 年間最大3万円のスマホ補償付き
毎年1/1~12/31までに300万円以上利用すると、航空券やANA関連サービスで利用できる「ANA SKYコイン」が1万円分もらえます。
年会費は34,100円(税込)ですが、ANA SKYコインを受け取れば年間実質24,100円で利用可能です。
年間で300万円使う人ならお得だワン!
国内主要空港の国際線で手荷物の無料配送や、急な入院などによるキャンセルがされる「キャンセル・プロテクション」も付帯。
年間最大3万円のスマホ修理保証も付帯し、飛行機以外の特典も充実しています。
付帯保険の充実さはゴールドカードの中でも特に優れています。
とはいえ実用性の面から考えると、ANAカード1枚目の発行優先度としては高くないでしょう。
ANA JCBワイドカード
年会費(税込) | 7,975円 |
還元率 | 0.5% |
航空券の購入 | 1.5%相当 |
搭乗ボーナス | 25% |
継続ボーナス | 2,000マイル |
付帯保険 | 海外旅行:最高5,000万円 国内旅行:最高5,000万(搭乗中のみ) |
申し込める年齢 | 18歳以上 |
ANA JCBワイドカードは、一般とゴールドの中間ランクとも言える位置付けのカードです。
主なメリットは以下のとおり。
- 手頃な年会費でゴールドカードに近い特典が充実
- 搭乗で25%還元
- 年会費に対して搭乗マイルが多い
- 年間5,500円(税込)で交換率2倍に
- ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)への切り替えに対応
年会費はゴールドカードほど高くはありませんが、継続ボーナスが2,000マイル、搭乗で25%還元されるのが最大のメリットです。
年間の搭乗回数が多い人は、本カードを選んだほうが良いでしょう。
ANA JCBワイドカードなら、年会費は安いのに搭乗マイルが貯まってお得なんだワン!
交換率は一般カードと同じで0.5%ですが、年間5,500円で「10マイルコース」にすれば2倍にできます。
VISA・Mastercardでは交換率を2倍にするのに年間6,600円(税込)かかりますが、JCBなら1,100円(税込)安くマイルを増やせるのがメリットです。
ワイドカードは一般カードよりも搭乗マイルが貯まりやすいため、高頻度でANAを利用したり、陸マイラーとしてマイルを貯めたい方にピッタリです。
18・19歳の人はゴールドカードに加入できないため、このカードを作っておいて、20歳になったらアップグレードすることも可能です。
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初めてのANAカードなら年会費が安い一般カード(新規入会でもれなく1,000マイル)がおすすめ。
ANAカード(学生用)JCBカード
年会費(税込) | 在学期間中無料 |
還元率 | 0.5% |
搭乗ボーナス | 10% |
継続ボーナス | 1,000マイル |
付帯保険 | 海外旅行:最高1,000万 国内旅行:最高1,000万(搭乗中のみ) |
申し込める年齢 | 18歳以上 |
ANAカード(学生用)JCBカードは学生向けのカードで、在学中は年会費無料で使えます。
主なメリットは以下のとおり。
- 卒業するまで年会費無料
- 在学中は毎年1,000マイルをプレゼント
- 無料なのに海外旅行傷害保険が自動付帯
- JCBブランドなら10マイルコースが無料
- スマートU25運賃での搭乗はマイルが2倍貯まる
年会費無料ながら、入会・継続で1,000マイル、還元率は一般カードと変わらないお得な条件となっています。
本カードの最大のメリットは、交換率が2倍になる「10マイルコース」が無料になる点です。
通常なら5,500円(税込)必要なので、学生の間に貯まったポイントは卒業までに交換を済ませておくと良いでしょう。
学生時代に貯めたポイントとして、卒業旅行に使うのもアリだワン!
他にも、若い人向けのお得な搭乗券「スマートU25」を利用した搭乗では、マイルが2倍貯まる特典も。
卒業時に一般カードに切り替えで2,000マイルもらえるため、学生の間に発行して、社会人になったら切り替えがおすすめです。
学生カードは年会費無料で在学期間中は保有できるため、コスパに優れたANAカードだといえます。
発行できる人は限られていますが、学生であればANAカードデビューとして最適な一枚です。
ANA JCBカード ZERO
年会費(税込) | 5年間無料 その後2,200円 |
還元率 | 0.5% |
航空券の購入 | 1.5%相当 |
搭乗ボーナス | 10% |
申し込める年齢 | 18歳~29歳 |
ANA JCBカード ZEROは、若い人限定で年会費無料で持てるANAカードです。
主なメリットは以下のとおり。
- 18歳~29歳限定で、5年間年会費無料
- 年会費無料だが、還元率はそのまま
- 搭乗ボーナスも10%貯まる
18歳~29歳の社会人を対象に、最大5年間、年会費無料で使うことができます。
年会費無料でもお得な還元率はそのままで、搭乗ボーナスも10%貯まるワン!
条件としては良いですが、付帯保険がなく、入会・継続ではマイルが貯まらない点には注意しましょう。
とにかく「年会費をかけずにANAカードを持ちたい!」という人は、ANA JCBカード ZEROがおすすめです。
社会人向けの年会費無料ANAカードといった位置付けで、年会費タダにこだわるならおすすめです。
とはいえ航空系クレカとして魅力的な付帯特典がほとんどないため、年会費を数千円払えば手に入る一般カードの方が総合的な使いやすさがあります。
ANA JCB カードプレミアム
年会費(税込) | 77,000円 |
還元率 | 1% |
航空券の購入 | 3.5%相当 |
搭乗ボーナス | 50% |
継続ボーナス | 10,000マイル |
付帯保険 | 海外旅行:最高1億 国内航空:最高1億 |
申し込める年齢 | 30歳以上 |
公式サイト | https://www.jcb.co.jp/promotion/jcb_anacard/ |
ANA JCB カードプレミアムは、ANA最高ランクのプレミアムカードです。
主なメリットは以下のとおり。
- 世界の空港ラウンジが無料
- 招待制ではないので自分から申し込める
- 搭乗ボーナスは驚異の50%還元
- JCBプラチナカードの優待を受けられる
最大1億円の付帯保険を始め、限られた人しか入れないANAラウンジが無料など、最大限の充実した内容になっています。
カードの特典だけでなく、「プラチナ・コンシェルジュデスク」や、「グルメ・ベネフィット」など、JCBプラチナカードの優待が受けられるのもメリット。
搭乗ボーナスで50%、継続ボーナスは10,000マイルと、マイルも格段に貯まりやすくなります。
特典を使いこなせば、年会費以上の価値があるワン!
プラチナカードということで、発行できる人も限られたANAカードです。
マイル還元率は最高レベルですが、年会費がかなり高いことからANAヘビーユーザー向けのクレカと言えます。
ANAダイナースカード
年会費(税込) | 29,700円 |
還元率 | 1% |
航空券の購入 | 2%相当 |
搭乗ボーナス | 25% |
継続ボーナス | 2,000マイル |
付帯保険 | 海外旅行:1億円 国内航空:5,000万円 国内旅行:1億円 |
申し込める年齢 | 27歳以上 |
ダイナースカードは、ANAとダイナースクラブが提携したグレードの高いカードです。
主なメリットは以下のとおり。
- ポイントの有効期限無し
- 利用可能枠に一律の制限無し
- グルメ・ホテルなどの会員優待が豊富
ランクとしてはゴールドの位置付けですが、特典はかなり多く補償も充実しています。
利用可能枠に一律の制限はなく、会員ごとの利用実績などで決まるため、まとまった高額の出費の際も安心です。
ダイナースカード会員専用の優待や、国内外1,300以上の空港ラウンジが使えるなど、ワンランク上の内容となっています。
利用実績によっては、ANAダイナース プレミアムカードのインビテーションも期待できるワン!
ダイナースカードでANAカードを作りたい方向けなので、比較的ユーザー数は少なめです。
カードブランドの目線で考えるなら、還元率や券面の選択肢が多いアメックスの方が使いやすいでしょう。
【目的別】おすすめのANAカード
おすすめのANAカードを紹介しましたが、使う頻度や目的によっても、選ぶべきカードは違います。
それぞれの目的に合ったANAカードの選び方は、以下を参考にしてください。
目的 | 最適なカード |
---|---|
搭乗回数が年に1~2回以下の人 | ANA JCB 一般カード ソラチカカード ANAアメリカン・エキスプレス・カード |
年に3回以上搭乗する人 | ANA JCBワイドゴールドカード ANA JCBワイドカード ANAアメリカン・エキスプレス・カード |
年会費を抑えたい人 | ANA JCB 一般カード ソラチカカード |
学生・20代の人 | ANAカード(学生用)JCBカード ANA JCBカード ZERO |
地下鉄の利用でマイルを貯めたい人 | ソラチカカード ソラチカゴールドカード |
ステータスの高いカードが欲しい人 | ANA JCB カードプレミアム ANAアメックス・ゴールド ANAダイナースカード |
搭乗回数が少ない人は、年会費が高いと損する可能性があるので、一般カードがおすすめです。
20代以下の人や学生の人は、年会費が無料のANAカードが用意されているので、利用すると良いでしょう。
年3回以上搭乗する人は、搭乗ボーナスが25%のワイド・ゴールドランクなら、マイルが効率よく貯められます。
ステータスの高いカードは、マイルが貯まりやすくて特典も多いんだワン
ANAカードの選び方
ANAカードを選ぶ際は、以下の3つを重視しましょう。
ANAカードは他のクレジットカードと同様、ステータスが高いほど還元率やサービスが充実する傾向にあります。
ただしあまり飛行機に乗らない人や、年間の利用金額が少ない場合、年会費で損してしまう可能性も。
選び方をしっかり確認し、自分に合うANAカードを見つける方法を知っておきましょう。
年会費
ANAカードを始め、多くの航空系のカードでは年会費がかかます。
ANAカードのランクは大きく分けて4つほどあり、それぞれ年会費の目安としては以下の通りです。
ランク | 年会費(税込) |
---|---|
一般カード | 2,200円~7,700円 |
ワイドカード | 7,975円 |
ゴールドカード | 15,400円~34,100円 |
プレミアムカード | 77,000円~170,500円 |
ANAカードの年会費は一般カードで2,200円(税込)から、プレミアムカードになると最大で170,500円(税込)まであります。
ただし学生限定の「ANA学生カード」と、20代限定の「ANA JCBカード ZERO」に限っては、条件付きで年会費無料です。
カードによって年会費に大きな差があるワン!
ワイドカードはおすすめ?
ワイドカードとは、一般カードとゴールドカードの中間とも言えるカードです。
ゴールドカードよりも年会費が安いですが、搭乗や更新で多くマイルが貯まるため、飛行機によく乗る人におすすめです。
飛行機に年間5往復以上乗るなら、ワイドカードを選ぶといいワン!
マイルの貯まりやすさ
カードを選ぶ時に一番重視すべきは、マイルの貯まりやすさです。
ANAカードでは以下の4つの付与率がそれぞれ決められています。
- 通常の還元率
- 航空券購入時の還元率
- 搭乗した時のボーナスマイル
- カードを継続した時に毎年付与されるマイル
マイルはふだんのお買い物や航空券の購入で貯まる他、搭乗やカードの継続でも貯まります。
上記の4つと年会費を見比べて、貯まるマイルの方が上回りそうか検討してみてください。
ボーナスマイルなどの付与率も要チェック
注目するのは還元率だけでなく、付与率も気にしてほしいワン!
それぞれの付与率はランクによって異なり、まとめると以下のようになります。
ランク | 通常還元率 | 航空券購入時還元率 | ボーナスマイル | 継続マイル |
---|---|---|---|---|
一般カード | 0.5% | 1.5% | 10% | 1,000 |
ワイドカード | 0.5% | 1.5% | 25% | 2,000 |
ゴールドカード | 1% | 2% | 25% | 2,000 |
プレミアムカード | 1%~1.5% | 3%~4.5% | 50% | 10,000 |
カードランクによっても、還元率やボーナスマイルの付与率に大きく差が生じる点は注目です。
カード決済や飛行機の搭乗が多く見込めるなら、年会費を払ってもランクの高いカードにしたほうが良いワン!
なお一般・ワイドカードでは、JCBなら年間税込5,500円*支払えば、マイルの交換率を2倍に上げることもできます。
*VISAとMastercardは税込6,600円と少し高め
飛行機に乗る機会が少ない陸マイラーの方は、マイルの2倍コースも検討してみてくださいね。
ANA Pay連携でマイルをさらにお得に貯める
ANA PayとはANA提供のスマホ決済システムでして、iPhoneやAndroidのスマートフォンからアプリを無料ダウンロードできます。
スマホからiDまたはVisaのタッチ決済対応店舗、ネットショッピングで利用すれば、200円(税込)ごとに1マイルを獲得可能です。
さらにANAカードから1,000円チャージするごとに、最大で11マイルもゲットできるワン!
ANAカードごとのチャージ還元率は、以下をご覧ください。
カードの種類 | 1,000円チャージごとの還元マイル |
---|---|
一般 | 1マイル |
ゴールド | 6マイル |
プレミアム | 11マイル |
チャージした残高でお買い物すれば1,000円あたり6~16マイル貯まるため、ANAカードで決済するよりも、ANAカードからチャージしたANA Payで支払う方がお得ですよ。
またANAマイルからのチャージも可能で、余ったマイルの消化用に1マイルずつ交換すれば、1円分として利用できます。
付帯保険・補償
ANAカードを選ぶ際は、どんな補償がついているかも大切です。
海外旅行や国内旅行の障害保険や、飛行機の遅延でも補償が付いているので、加入前に確認しておきましょう。
ショッピング保証や飛行機の遅延補償も確認しておきたいワン!
補償内容は、カードで支払うと適用となる「利用付帯」と、カードを持っているだけで適用される「自動付帯」の2種類があります。
一般的にカードのランクが高いほど補償も充実する傾向にありますが、搭乗回数が少ない人はランクを落として、年会費を節約するのもおすすめです。
ANAカードのメリット
航空券代は普通のクレジットカードでも支払えますが、ANAカードを使うことで以下の3つのメリットを受けられます。
メリットをよく知っておくことで、さらにお得にANAカードを使えます。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
マイルが貯まりやすくなる
ANAカードの最大のメリットは、マイルが貯まりやすくなる点です。
搭乗の際の航空券代に加え、ふだんのお買い物でもマイルを効率よく貯められます。
公共料金や携帯代の支払いもANAカード経由にすれば、さらにマイルが貯まるワン!
またお買い物以外でも、搭乗の度にボーナスマイルが貯まり、カードを更新すると毎年継続ボーナスがもらえます。
マイルを貯めるため、ANAカードは重要な必須アイテムと言えるでしょう。
マイルの使い道が多い
マイルの使い道と言えば、航空券が一番に思い浮かびますが、実はもっとたくさんあります。
航空券以外のマイルの主な使い道は、以下のとおりです。
- ホテルに宿泊する
- ANA SKYコインに交換する
- 機内販売商品を買う
- 賞品と交換する
- 他社ポイントと交換する
- 提携店のクーポンに交換する
貯まったマイルは、専用サイトでのお買い物を始め、商品やクーポンにも交換できます。
「マイルが貯まっても使い道が無い」と、心配する必要はありませんよ。
せっかくマイルを貯めて飛行機で旅行する時間が取れなくても、無駄にはならないワン!
免税店などで割引が受けられる
ANAカードがあれば、空港内の店舗や免税店などで割引価格でお買い物ができます。
具体的な割引の内容は、以下のとおり。
店舗 | 特典 |
---|---|
空港内免税店 | 5~10%OFF |
国内線・国際線の機内販売 | 10%OFF(税込1,000円未満は対象外) |
空港内店舗「ANA FESTA」 | 5%OFF(税込1,000円未満は対象外) |
成田空港でのパーキング割引 | 特別割引で提供 |
お仕事でも旅行でも、空港でのお買い物が最大10%引きになるのは嬉しいメリットですね。
元々お得な免税品を、さらにお得に買えるチャンスだワン!
ANAカードのデメリット
ANAカードのメリットを紹介しましたが、注意すべきデメリットも2つあります。
デメリットと一緒に対策法も解説するので、ANAカードを損せず持ち続けるために読んでみてください。
ほとんどのカードで年会費がかかる
先ほどののおすすめANAカード一覧でもお話した通り、ほとんどのカードで年会費が必要です。
最近は年会費無料のクレジットカードが増えているため、有料のANAカードに対して発行をためらう人も多いでしょう。
年会費無料でマイルを貯めたい人は、三井住友カード(NL)やエポスカードなら年会費がかからず、貯まったポイントをANAマイルに交換可能です。
ただし交換率がかなり落ちるので、たくさん貯めたい人は、年会費が安いANAカードを1枚でも所持した方が良いでしょう。
年会費が安いカードを持っておき、マイルを移行するときのみ交換率が2倍になるコースをつけるのがおすすめだワン!
交換レートを上げるには、手数料が必要
一般・ワイドカードは通常の還元率が0.5%ですが、2倍の1%になるコースを選択することもできます。
ただ2倍になるコースは手数料がかかり、VISA・Mastercardなら年間で6,600円(税込)、JCBなら5,500円(税込)支払う必要があります。
2倍コースへの登録はマイル期限直前だけでOK
レートを上げる手数料で負担が大きくなると思うかもしれませんが、実際この手数料は毎年支払う必要はありません。
ANAカード利用で貯まったポイントの有効期限が切れる直前で交換し、交換後解約すれば毎年2倍コースに登録しなくても1%還元となります。
一般・ワイドカードでの、ブランドごとのポイントの有効期限は以下のとおり。
ブランド | 貯まるポイント | 有効期限 |
---|---|---|
JCB | Oki Dokiポイント | 2年 |
VISA/Mastercard | Vポイント | 2年 |
JCB・VISA・Mastercardではポイントの有効期限が2年なので、2年に1回ほど2倍コースに加入してマイルに交換すれば手数料が抑えられます。
ANA JCBカード ZEROに限っては、2倍コースにできないから注意だワン!
ANAカードについてよくある質問
ANAカードでよくある質問をまとめました。
内容をチェックして、さらに理解を深めていきましょう。
ANAカードは100円で何マイル貯まるの?
ANA一般カードなどは日々のお買物で100円=0.5マイル相当、ANAゴールドカードやプレミアムカードについては100円=1~2マイル相当を貯めることができます。
また、ANA航空券の購入の際には一般カードでも、100円で最大2.5マイル相当*と還元率が高くなります。
*ANAアメリカン・エキスプレス・カード(一般)の場合。「ANAカードマイルプラス」100円=1マイル。「クレジットカードポイント移行」100円=1ポイント=1マイル。ANA航空券購入時はポイント1.5倍。
ANAカードをメインに利用すれば、マイルをどんどん貯められるワン!
年会費無料のANAカードはある?
ANA一般カードや交通系IC一体型カードについては初年度無料になりますが、2年目以降は本会員2,200円の年会費がかかります。
ただし継続ボーナスで毎年1,000マイルが付与される点と、メインカードとして利用すればマイルをしっかり貯めることができるため、年会費以上の魅力が大きいカードです。
新規入会でマイルがもらえるキャンペーンも実施しているので、お得に入会すれば損はないワン!
ANAカードはVisaとJCBどちらがいい?
ANAカードの中には、複数の国際ブランドに対応したものがあります。
国際ブランド選びに迷った時は、国内外でシェアの広いVisaを選べば間違いないでしょう。
ですがマイル移行手数料に違いがあり、Visa/Mastercardが年間6,600円(税込)に対し、JCBは5,500円(税込)で1,100円ほど安くなります。
一般カード・ワイドカードでマイルを効率良く貯めたい場合、JCBブランドがおすすめです。
ゴールドランク以上はマイル移行手数料が発生しないから、気にしなくていいワン!
ANAカードを作成するメリットは?
旅行に行く方はマイルを貯めることができ、免税店での買い物でも利用すれば割引価格で購入することも可能です。
その他、貯まったマイルを他社のポイントと交換したりといったこともできるため、メリットは数多くあります。
どのカードがいいか悩んだら、ANA JCB 一般カードでOKだワン!
【まとめ】おすすめのANAカード
ANAカードのおすすめ12枚の比較と、選び方やメリットについてお伝えしました。
最後に今回の重要な点を3つにまとめます。
- ANAカードの一番おすすめはANA JCB 一般カード
- 搭乗回数が多い人は、ランクの高いカードがおすすめ
- 自分の使い方に合わないカードを選ぶと損することも
ANAカードは、マイルを貯めるためには重要かつ必須のアイテムです。
年会費2,200円(税込)〜と手頃だし、20代や学生の方なら無料で作れるからハードルは低いワン!
ぜひこの機会に加入して、マイルをたくさん貯めてくださいね。
- とりあえずマイルを貯めたい人
ANA JCB 一般カード【おすすめ】
年会費(税込)2,200円で還元率0.5%、継続で1,000マイルがもらえます。
>>カード詳細にジャンプ - 効率よくマイルを貯めたい人
ANA JCBワイドゴールドカード
高還元で付帯保険も充実しており、飛行機移動が多い方に最適です。
>>カード詳細にジャンプ - VISA・Mastercardブランドで作りたい人
ANAカード(一般カード)
日々のお買物でVポイントが貯まりANAマイルに交換可能です。
>>カード詳細にジャンプ
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初めてのANAカードなら年会費が安い一般カード(新規入会でもれなく1,000マイル)がおすすめ。
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