ソラチカゴールドカードの最強メリット10選！一般カードと比較してみた

ソラチカゴールドカード（ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD）は、飛行機（ソラ）と地下鉄（チカ）の両方でお得なソラチカ一般カードの上位版です。

話題にもなった、豪華な入会キャンペーンを見て、興味を持っている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、ソラチカゴールドカードの特徴やメリットについて徹底解説します。

お得な年会費割引制度やキャンペーンについても紹介するので、ソラチカゴールドカードの発行を考えている人はぜひ参考にしてくださいね。

ソラチカゴールドカードのメリット10選

ソラチカゴールドカードのメリットは多く、以下のものが挙げられます。

【2025年7月まで】入会キャンペーンがアツい！

現在、ソラチカゴールドカードの入会キャンペーンでは最大116,000マイル相当が獲得可能です。

クレジットカードの入会キャンペーンでは最高クラスの特典内容となっています。

入会と各種条件の達成で貯まるマイルは、国際線特典航空券の上位座席クラスとも交換可能。

キャンペーンの参加方法や詳細記事を確認しておきましょう。

東京メトロを利用するたびに20～40ポイントが貯まる

ソラチカゴールドカードに付帯するPASMOで東京メトロを利用すると、1日あたり20～40円相当のメトロポイントを貯められます。

1乗車ごとに貯まる具体的なポイント数は以下のとおり。

	ソラチカゴールドカード	ソラチカ一般カード
平日	20ポイント	5ポイント
休日	40ポイント	15ポイント

ソラチカ一般カードでもメトロポイントは貯まりますが、ソラチカゴールドカードならさらに多く貯まります。

通常の「メトポ」とは異なり乗車ごとに貯められるので、往復すれば毎日貯まるポイントは2倍です。

ポイントを貯めるためには「メトロポイントPlus」に登録が必要なので、事前に済ませておきましょう。

また、定期券で乗車するとメトロポイントの付与対象外なので注意してくださいね。

メトロポイントを高還元でマイルに移行できる

ソラチカゴールドカードで貯まったメトロポイントは、通常よりも高い交換率でマイルに移行できます。

メトロポイントからANAマイルへの交換率は、以下のとおり。

クレカの種類	メトロポイント→ANAマイル	交換率
ソラチカ一般カード・ソラチカゴールドカード	100ポイント→90マイル	1P＝0.9マイル
上記以外のクレカ	1,000ポイント→600マイル	1P＝0.6マイル

ほかのクレカなら1メトロポイントあたり6マイルで交換するのに対し、ソラチカゴールドカードなら1ポイントあたり9マイルにもなります。

毎日の乗車で貯めたメトロポイントを、高い交換率でマイルに交換できるのが、ソラチカゴールドカードの最大のメリットと言えるでしょう。

入会キャンペーン獲得ポイントはメトロポイントを経由しよう！

ソラチカゴールドカードの入会キャンペーンで獲得できるポイントは、「Oki Dokiボーナスポイント」という通常ポイントとは異なるポイントです。

このボーナスポイントは、直接ANAマイルに交換せず、メトロポイントを経由することで、直接の交換と比べて1.5倍のマイルを獲得可能。

ソラチカカードならではの強みを存分に活かして、お得にマイルを獲得しましょう。

マイル移行手数料が無料

ソラチカゴールドカードは、ふだんのお買い物1,000円（税込）あたりOki Dokiポイントが1ポイント貯まります。

貯まったOki Dokiポイントは通常1P＝5マイルで、年間5,500円（税込）を支払うと1P＝10マイルになりますが、ソラチカゴールドカードならこのマイル移行手数料が無料。

手数料を払う必要なくいつでも1P＝10マイルの高い交換率で、マイルに移行できますよ。

マイル交換コースは2種類存在

なお、マイル交換は「マイル自動移行コース」「マルチポイントコース」の2種類があり、それぞれ以下の違いがあります。

上記の中で手間がかからないのはマイル自動移行コースです。

ただマイルの期限は3年間なので、移行後3年以内にマイルを利用する必要があります。

有効期限を調節したい人やマイル以外にも交換したい人は、マルチポイントコースがおすすめです。

ANAのサービス利用でマイルが貯まる

ソラチカゴールドカードはPASMOとしてのメリットが大きいですが、他のANAゴールドカードと同様の特典も受けられます。

サービス名	特典
カード入会・継続ボーナスマイル	毎年2,000マイル付与
搭乗ボーナスマイル	マイル+25%
ANAカードマイルプラス	100円～200円（税込）ごとに1～2マイル
ANA航空券購入	100円（税込）ごとに1マイル
ANA Payチャージ	1,000円あたり6マイル

ソラチカゴールドカードは、入会時とカードの更新時に毎年2,000マイルが貯まります。

また搭乗時にはボーナスマイルとして25％、航空券の購入では、通常のポイント還元との合計で2％相当のマイルが付与されます。

飛行機をよく利用する人なら、さらにマイルを効率よく貯められるでしょう。

ふだんの買い物でマイルが加算される

ソラチカゴールドカードでは、対象店舗でANAカードで支払うとマイルが貯まる「ANAカードマイルプラス」が利用できます。

通常のポイント還元に加算してマイルが貯まるため、実質的に二重取りできるお得なサービスです。

代表的な対象店舗と、加算されるマイルは以下のとおり。

店舗	貯まるマイル
セブン-イレブン	200円（税込）ごとに1マイル
ススターバックスカード入金	100円（税込）ごとに1マイル
マツモトキヨシ	100円（税込）ごとに1マイル
apollostation	200円（税込）ごとに1マイル
高島屋	200円（税込）ごとに1マイル

詳しいANAカードマイルプラス対応店舗は、ANAの公式サイトで確認できます。

よく利用する店舗があれば、支払いにソラチカゴールドカードを使いましょう。

ハワイ・国内の空港ラウンジが無料

ソラチカゴールドカードでは、ハワイ・国内の主要空港のラウンジが無料で使えます。

ソラチカ一般カードでは空港ラウンジ無料は付帯していないため、上位のソラチカゴールドカードだけの特典です。

旅行や出張でよく飛行機に乗る人なら、ソラチカゴールドカードがおすすめです。

世界中の空港ラウンジを利用できる

先ほど空港ラウンジ無料と解説しましたが、ソラチカゴールドカードには海外で使える「ラウンジ・キー」も付帯しています。

ラウンジ・キーとはクレカの付帯特典の1つで、世界1,100ヵ所以上の空港ラウンジなどを35米ドルで利用できるサービスです。

ラウンジの利用料金は35米ドル必要ですが、待合室のない海外の空港で重宝する特典の1つと言えます。

ラウンジ・キーは単独で申し込みはできないので、ソラチカゴールドカードを持っていれば海外の空港もゆったり過ごせるでしょう。

300万円利用でポイントが1.25倍

ソラチカゴールドカードを発行するJCBでは「JCBスターメンバーズ」という制度があり、年間の利用金額に応じて翌年のポイント還元率が1.25倍まで上がります。

利用金額	ランク名	還元率
300万円～	ロイヤルα	1.25倍
100万円～	スターα	1.2倍
50万円～	スターβ	1.1倍

2025年までは、前年の利用金額に応じて還元率が決まっていましたが、ポイントサービスのリニューアルが決定。

2026年からは新サービスが導入され、当年の利用額に応じてすぐに優遇ポイントが貯まるようになります。

ポイントアップ分は「ボーナスポイント」として付与され、マイルに交換もできますよ。

マイル最大還元の使用方法（スマリボ不使用）

ここでは、ANAカードを日常使いしている筆者が、ソラチカゴールドカードで最も効率良くマイルを貯める方法を伝授します。

カード発行後、まず優先すべきは入会キャンペーンの条件達成です。

こちらは電子マネーのチャージ等、対象外の決済方法があるため、通常のショッピング利用でカードを使いましょう。

キャンペーン終了後は、ANAPayへのチャージ＆利用がおすすめ。

ANAPayチャージで0.6%、ANAPay利用で0.5%と合わせて1.1%のマイル還元を受けられます。

Oki Dokiランドでネットショッピングがポイント倍増

Oki DokiランドとはJCBが運営するポイント優待サイトです。

amazonや楽天と言ったショッピングサイトでお買い物をする前に使えば、最大10倍超のOki Dokiポイントが貯まります。

Oki Dokiランドで対応している主なショッピングサイトと、ポイントアップ率は以下のとおり。

サイト名	還元率
amazon	2～9倍
楽天	2倍
ヤフーショッピング	2倍
さとふる	4倍
ビックカメラ	3倍
Agoda	7倍

お買い物をして貯ったポイントアップ分は「ボーナスポイント」として付与され、先ほど紹介した「ボーナスポイント」→「メトロポイント」→「ANAマイル」の手順で1P＝4.5マイル相当に交換可能。

ふだんのネットショッピングで貯まったボーナスポイントを、お得にマイルに交換できるのもソラチカゴールドカードの特権です。

最大1億円の付帯保険

ソラチカゴールドカードは、最大1億円もの多様な保険が付帯しています。

具体的な保険内容を以下にまとめました。

保険名	内容
海外旅行傷害保険	最大1億円
国内旅行傷害保険	最大5,000万
国内航空傷害保険	最大5,000万
ショッピング補償	最大500万円
航空機遅延保険	最大4万円

国内・海外での旅行傷害を始め、搭乗予定の飛行機が遅れてしまった時の食費などを保証する「航空機遅延補償」も付帯。

ソラチカゴールドカードで購入した商品の、90日以内の偶発的な破損・盗難なども最大500万円まで保証されます。

ソラチカゴールドカードのデメリット

マイルを貯めるにはうってつけのソラチカゴールドカードですが、デメリットも存在します。

年会費がかかることはもちろん、以下のデメリットも挙げられます。

ソラチカゴールドカードが合わないと感じた人は、おすすめANAカードの紹介も参考に、自分にピッタリのカードを探してみてくださいね。

マイル以外の還元率が低い

1つ目のデメリットは、ソラチカゴールドカード利用時に付与されるOki Dokiポイントの還元率が、0.5％と一般的である点です。

マイルに交換するのなら1P＝10マイルと高還元になりますが、マイルを貯めない人にとっては特にメリットがありません。

また、東京メトロ乗車で20～40ポイント貯まりますが、地下鉄をあまり利用しない人ならこの特典もあまり意味がなくなります。

ソラチカゴールドカードは、飛行機と東京メトロをよく利用する人向けのカードと言えるでしょう。

電子マネーのチャージに弱い

2つ目のデメリットはOki Dokiポイント付与対象の支払いに制限がある点です。

特に電子マネーのチャージ利用に厳しく、ほとんどすべてのチャージがポイント付与の対象外となります。

このうちANA Payのみは、直接マイルが付与されるため、還元を受けられます。

他電子マネーのチャージ自体は可能ですが、ポイントが付かないことを考慮して、サービスを利用しましょう。

ソラチカゴールドカードの詳細

ここからは、ソラチカゴールドカードの詳細を解説します。

年会費	15,400円（税込）
還元率	0.5～1％ （1マイル＝1円換算）
ポイント	メトロポイント（メトポ）・Oki Dokiポイント・ANAマイル
ブランド	JCB
追加カード	家族カード：2,200円（税込） ETCカード：永年無料
付帯保険	海外旅行傷害保険：最大1憶円 国内旅行傷害保険：最大5,000万円
ラウンジ	ハワイ・国内の主要空港：無料 海外主要空港：35米ドル（ラウンジ・キー）
公式サイト	https://www.jcb.co.jp/promotion/jcb_anacard/

ソラチカゴールドカードは、ANAカードとPASMO、クレジットカードの3つが一体化したカードです。

PASMOとして改札を抜けられるだけでなく、PASMO定期券も搭載できるため、カード類を何枚も持ち歩く必要がなくなります。

東京メトロの利用ごとに1日20～40ポイントが貯まり、貯まったメトロポイントは優遇された高還元率でマイルに移行可能。

地下鉄の利用でもマイルを貯められるので、ふだんの生活で東京メトロ線を利用している人におすすめです。

スマリボ登録で年会費割引サービスあり

ソラチカゴールドカードは15,400円（税込）ですが、JCBのリボ払いサービス「スマリボ」に登録すれば、年会費5,000円のキャッシュバックを受けられます。

実質10,400円（税込）で持てるため、年会費の負担がかなり軽くなりますね。

お得度の高いように見えるスマリボですが、リボ払いサービスの仕組みをよく理解してから判断することをおすすめします。

スマリボに登録すると利用金額全てをリボ払いで支払う必要があり、手数料が割高になる可能性が高いので十分注意してください。

スマリボの詳細を解説

スマリボは「ゆとりコース」と「標準コース」の2種類があり、それぞれの返済額は以下のとおり。

利用残高	ゆとりコースの返済額
～100,000円	5,000円
100,001円～500,000円	10,000円
500,001円～1,000,000円	15,000円
1,000,001円～	20,000円

利用残高	標準コースの返済額
～100,000円	10,000円
100,001円～200,000円	20,000円
200,001円～300,000円	30,000円
300,001円～400,000円	40,000円

多めに返済できる標準コースでも10万円の利用に対し1万円しか返済できないので、残りの利用分には利息が発生します。

そのためお買い物や生活費、PASMOチャージなどで普通に使う人であれば、年会費割引の5,000円よりも手数料の方が割高になる可能性がかなり高いです。

返済額を多くして手数料を抑える方法もありますが、スマリボは残念ながら返済額を変えることはできません。

毎月繰上げ返済すれば手数料は抑えられますが、毎月ATMから入金する手間がかかるので、あまり実用的とは言えないでしょう。

ソラチカ一般カードとの比較

ソラチカゴールドカードとソラチカ一般カードの違いを表にまとめました。

どちらが自分に合っているか、確認してみましょう。

	ソラチカゴールドカード	ソラチカ一般カード
年会費	15,400円（税込）	2,200円（税込）
家族カード	2,200円（税込）	1,100円（税込）
ボーナスマイル	入会・更新：2,000マイル	入会・更新：1,000マイル
搭乗ボーナス	25％	10％
航空券購入時の還元率	100円=2マイル相当	100円=1.5マイル相当
メトロポイント	平日：20マイル 休日：40マイル	平日：5マイル 休日：15マイル
ブランド	JCB	JCB
マイル交換手数料	不要	5,500円（税込）
付帯保険	海外旅行：最大1億円 国内旅行：最大5,000万円	海外旅行：最大1,000万円 国内旅行：最大1,000万円

2枚ともPASMOが一体化している点は同じですが、ソラチカゴールドカードは、搭乗ボーナスやメトロポイントが2倍以上貯まるメリットがあります。

付帯保険もソラチカ一般カードが最大1,000万円に対し、ソラチカゴールドカードは最大1億円と一気に補償金額が多くなります。

ただしその分年会費が高いので、飛行機に乗らない人や東京メトロを使わない人は損してしまう可能性も。

自分の使い方で、ソラチカゴールドカードかソラチカ一般カードどちらが良いか検討しましょう。

ソラチカゴールドカードは陸マイラー最強？

ソラチカゴールドカードはメトロポイントが貯まりやすく、高還元でマイル移行できることから、「陸マイラー最強」とも言われています。

ですが、陸マイラーのどんな人でも最強とは言い切れません。

ソラチカゴールドカードは年会費が15,400円（税込）と割高です。

その分搭乗ボーナスとメトロポイントがたくさん貯まりますが、飛行機や東京メトロの利用が少ない陸マイラーの場合、恩恵を受けきれない可能性も。

むしろ年会費が高い分だけ、逆に損してしまう可能性もあります。

ソラチカ一般カードとソラチカゴールドカードどちらを選ぶべき？

ソラチカ一般カードかソラチカゴールドカードか迷ったら、以下の基準で決めると良いでしょう。

ソラチカ一般カードは、マイル移行手数料が年間5,500円（税込）かかるデメリットがありますが、マイル移行を2年に1回だけにすれば手数料を節約可能です。

年会費を抑えながらマイルを貯めたい人は、ソラチカ一般カードも検討してみましょう。

ソラチカゴールドカードに関するよくある質問

ソラチカゴールドカードについて、よくある質問をまとめました。

ソラチカ一般カードからソラチカゴールドカードに切り替えできますか？

ソラチカ一般カードを持っている人は、ソラチカゴールドカードに切り替え可能です。

申し込み方法は会員専用サイトのMyJCBにログインし、「各種お申し込み・購入」→「カードのアップグレード」より切り替えの手続きができます。

メトロポイントPlusの設定と今貯まっているメトロポイントは引き継がれます。

また切り替え入会をした場合は、PASMOエリアの駅窓口で、旧カードのPASMO払戻し又は記名PASMOへの交換の手続きをしましょう。

ソラチカゴールドカードのSFCはありますか？

ソラチカゴールドカードのスーパーフライヤーズカード（SFC）は、残念ながら用意されていません。

将来的にSFCを目指す場合、SFCにできるANAカードを新たに発行する必要があります。

また、ソラチカゴールドカードと対象のANAカードは2枚持ちすることも可能です。

SFC修行についてもっと知りたい方は、以下の記事で詳しく確認してみましょう。

インビテーションで発行できますか？

ソラチカ一般カードを使っている人は、利用実績によってソラチカゴールドカードのインビテーションが届く可能性があります。

インビテーションが来る条件は明らかになっていませんが、多くの場合いきなり自宅に届くようです。

審査が不安な人やまずは一般カードから使いたい人は、インビテーションでソラチカゴールドカードを目指す方法もありますよ。

【まとめ】ソラチカゴールドカードを発行してマイルを乱獲しよう！

ソラチカゴールドカードの特徴やメリット・デメリット、還元率や年会費割引についても紹介しました。

最後にこの記事の重要な点を3つにまとめます。

ソラチカゴールドカードは特典が豊富で、メトロポイントやANAマイルが貯まりやすいカードです。

入会キャンペーンをはじめ、マイルをがっつり貯めたい人には見逃せない1枚でしょう。

入会キャンペーンは早く申し込むほどお得なので、自分にあうと感じた方はぜひソラチカゴールドカードを発行してくださいね。