長時間の海外旅行で憧れの座席といえば、豪華で快適なビジネスクラス。
一度は搭乗してみたいと思うものの、値段の高さから調べることさえもためらいがちではないでしょうか。
そこで本記事では、ビジネスクラスの相場の値段やお得な予約方法を詳しく紹介します。

お得な乗り方を知っていれば、ビジネスクラスのイメージが変わるワン!
ビジネスクラスとは?
そもそも飛行機には、主に4つの座席グレードが存在します。
- エコノミークラス
- プレミアムエコノミークラス
- ビジネスクラス
- ファーストクラス
また航空各社独自の飛行機のクラスがあるケースも多く、呼び名も数多く存在します。
なかでもビジネスクラスは、エコノミークラスと比べて高額ですが、充実したサービスが魅力。
ここでは、ビジネスクラスのサービス内容や特徴を具体的に解説します。
ビジネスクラスの特徴


ビジネスクラスの最大の特徴は、エコノミークラスの倍以上の占有面積を持つゆったりとした座席です。
多くの航空会社でフルフラットシートを採用しており、長時間フライトでも快適に過ごせるでしょう。



移動疲れを軽減できるワン!
また座席以外にも、専用のラウンジやアメニティなど特典が充実。
サービス | ビジネスクラス |
---|---|
座席 | フルフラットシート、独立席 |
機内食 | コース料理 |
機内サービス | 専用アメニティなど※主に中長距離便 |
空港サービス | 専用ラウンジ、優先搭乗など |
空港でも機内でも格別のサービスを受けられ、快適な空の旅を楽しめます。
エコノミークラスとの違い
ビジネスクラスとエコノミークラスの大きな違いは、快適性と付帯サービスです。
ビジネスクラスは、周囲の乗客に気を遣いながら過ごす必要がなく、自由度が格段に上がります。
機内食やドリンクサービスも、エコノミークラスとは別次元の体験が可能です。
サービス | エコノミークラス | ビジネスクラス |
---|---|---|
座席間隔 | 狭い | 広い |
リクライニング | 限定的 | フルフラット |
機内食 | 簡易 | コース料理 |
アメニティ | 最小限 | 豊富 |
専用ラウンジ | なし | あり |
【クラス別比較】ビジネスクラスの値段を調査
ビジネスクラスの料金は、路線や時期によって大きく変動します。
一般的にエコノミークラスの数倍の価格設定となることが多いでしょう。
ここでは主要路線での実際の価格を調査し、どの程度の予算が必要かを詳しく見ていきます。



セールを実施していない通常時の料金を調査したワン!
国際線の値段


国際線のビジネスクラス料金は、目的地によって大きく異なります。
特に繁忙期には価格が大幅に上昇するため、閑散期を狙った旅行計画がお得。
国際線のクラス別航空券価格は以下のとおりです。
路線 | エコノミー | ビジネス | ファースト |
---|---|---|---|
東京-バンコク | 170,240円~ | 197,240円~ | 771,240円~ |
東京-ロンドン | 224,500円~ | 452,500円~ | 2,387,500円~ |
東京-ニューヨーク | 290,550円~ | 644,550円~ | 2,125,380円~ |
※2025年8月時点、日本航空(JAL)2025年9月1日~5日片道料金(燃油サーチャージ・税金込み)
今回調査したJALの場合、区間が長い路線ほどエコノミーとビジネスの価格差も広がる傾向にありました。
国内線の値段


国内線では、「ビジネスクラス」という名称ではないものの、エコノミークラス(普通席)より上位の座席クラスを用意している航空会社があります。
- プレミアムクラス(ANA)
- 優先搭乗・ラウンジ・機内食サービス
- クラスJ(JAL)
- 幅広いシートピッチ、ドリンクサービス
- ファーストクラス(JAL)
- 優先搭乗・ラウンジ・機内食サービス
国内線でも国際線使用機材で運行されることがあり、その場合はさらに快適なビジネスクラス席に座れるチャンス。
それぞれの価格を調査しました。
ANA国内線の座席クラス別運賃
路線 | エコノミー | プレミアム |
---|---|---|
東京(羽田)-北海道(新千歳) | 15,890円~ | 44,520円~ |
東京(羽田)-大阪(伊丹) | 12,890円~ | 23,390円~ |
東京(羽田)-沖縄 | 19,390円~ | 50,900円~ |
ANAは座席クラスが2種類のため、上位席のプレミアムクラスはエコノミーより2倍以上高い設定であることが多いです。



プレミアムクラス対象のタイムセール時に購入すると、お得に乗れるワン!
JAL国内線の座席クラス別運賃
路線 | エコノミー | クラスJ | ファースト |
---|---|---|---|
東京(羽田)-北海道(新千歳) | 15,890円~ | 18,090円~ | 30,190円~ |
東京(羽田)-大阪(伊丹) | 12,890円~ | 16,300円~ | 26,200円~ |
東京(羽田)-沖縄 | 19,390円~ | 22,690円~ | 34,790円~ |
JALはエコノミーの倍以上の値段となっているプレミアム/ファーストクラスに対して、クラスJはラウンジ・機内食サービスがない分、エコノミーに3,000円程度上乗せした価格設定となっていました。
座席の広さのみを求めている方はクラスJ、移動中充実したサービスを受けたい方はプレミアム/ファーストクラスを選択するのが得策です。



JALのファーストクラスは座席数が少なく、予約が取りにくいワン!
ビジネスクラスに格安で乗る裏ワザがある!


高額な正規料金では手の届きにくいビジネスクラスですが、実は正規料金よりも格安で乗る方法が存在します。



世界一周航空券を使う方法やツアーから予約する方法などがあるワン!
なかでもマイルを活用することで、格段に安く予約が可能。
ここでは、マイルを最大限活用したビジネスクラス予約法を詳しく解説します。
特典航空券で格安予約
特典航空券は、貯めたマイルを航空券に交換するサービスです。
ビジネスクラス航空券を現金で購入すると数十万円かかりますが、マイルを使えば、圧倒的にコストを抑えられます。
支払いが必要なのは、燃油サーチャージや税金のみ。
路線 | 航空券価格 | 必要マイル | 燃油サーチャージ |
---|---|---|---|
東京-バンコク | 197,240円~ | 40,000マイル~ | 10,500円 |
東京-ニューヨーク | 644,550円~ | 55,000マイル~ | 21,000円 |
東京-ロンドン | 452,500円~ | 57,000マイル~ | 21,000円 |
これほどお得にビジネスクラスの予約ができる方法はほとんどありません。



タイミング次第では1マイル=10円以上の価値になるワン!
JALとANAの必要マイル数
JALとANAでは、特典航空券に必要なマイル数に違いがあります。
また両社とも需要に応じてマイル数が変動する制度を導入しており、人気路線ほど必要マイル数が増加。



そもそも両社で就航地も異なるワン!
地区 | JAL | ANA(レギュラーシーズン) |
---|---|---|
韓国 | 18,000マイル~ | 20,500マイル~ |
東南アジア | 24,000マイル~ | 42,500マイル~ |
ヨーロッパ | 55,000マイル~ | 57,500マイル~ |
北米 | 55,000マイル~ | 52,500マイル~ |
近年マイル数はたびたび改定されているため、必要マイル数が今後も増加することが見込まれます。
目標のマイル数が貯まり次第、早めの予約が吉です。
マイルの特典でアップグレード
アップグレード特典は、エコノミーの航空券を購入してマイルでビジネスクラスにグレードアップするサービスです。
特典航空券より少ないマイル数で利用でき、現金とマイルの組み合わせでコスパよくビジネスクラスに搭乗可能。
ビジネスクラスの特典航空券を交換するにはマイルが不足している場合、こちらを活用するのもひとつの手です。
購入時の運賃クラスや該当便の運航会社によって、アップグレードが利用できないこともあるので、対象便の確認は必須です。



席を先に確保してから、ビジネスクラスを狙えるワン!
クレジットカードで効率よくマイルを貯めよう!


マイルを活用してビジネスクラスを予約する場合、万単位のマイル数が必要になります。
予約に必要なマイルを効率的に貯めるには、航空系クレジットカードの利用がベストです。



通常のカード利用以外の場面でもマイルが貯まるワン!
JALカードやANAカードなら、普段の買い物や飛行機の搭乗で、より多くのマイル還元を受けられます。
入会キャンペーンや搭乗ボーナスを併用して、一気に大量のマイルを獲得するのがおすすめですよ。
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ビジネスクラスをお得に予約できる時期
ビジネスクラスをお得に予約するにはタイミングが重要です。
予約のタイミングはいつがベストか、予約方法ごとに解説します。
通常予約の場合
ビジネスクラスを予約する場合、タイミングによって大きく価格差があります。
一般に、繁忙期と閑散期で大きな価格差が生まれますが、価格差の大小も航空会社によって異なります。
繁忙期は価格差が小さい航空会社で、閑散期は価格差が大きい航空会社で予約することで普段よりお得に予約がしやすいです。
安い値段で予約するには、セールのタイミングなどに加えて、航空会社の特徴もチェックしましょう。



航空会社による価格設定の違いがポイントになるワン!


特典航空券の場合
特典航空券でビジネスクラスを予約する際、時期による必要マイル数の変動がない場合があります。
このとき最重要となるのは予約開始日での座席確保です。
例えばJALの場合、国際線特典航空券は搭乗日の360日前から予約開始となり、人気路線は開始と同時に予約が殺到します。
また残席が少なくなると、必要マイル数が大きく上昇する可能性もあります。
確実に最小マイル数で予約するには、開始日のピンポイント予約が必要不可欠でしょう。



特典航空券は早い者勝ちだから、事前準備が勝負の分かれ目だワン!
ビジネスクラスの注意点
ビジネスクラスには多くの魅力がある一方、いくつかの注意すべき点も存在します。
これらの注意点を把握することで、満足度の高いフライトを実現しましょう。
座席数が非常に少ない
ビジネスクラスの座席数は、全座席のうち20%前後しか設定されていません。
基本的な機種の場合、エコノミークラスが200~300席あるのに対し、ビジネスクラスは20~50席程度と非常に限定的。
そのため人気路線では予約競争が激しく、特に繁忙期や週末フライトの確保は容易ではありません。



ビジネスクラスの予約は早めの行動が何より大切だワン!
航空会社によってサービス・値段に違いがある
一言でビジネスクラスといっても、航空会社によってサービス内容に差があります。
シートの広さや、機内食のオプションサービス、アメニティの内容など、力の入れている領域もさまざま。
航空券価格は需給やタイミングによって大きく変動するため、値段の高さによってサービス内容が決まるわけでもありません。
さらに、同じ価格帯でも会社間で受けられるサービスが異なるので、事前の比較検討が重要でしょう。



自身の好みに合ったサービス提供が受けられる航空会社を選ぶワン!
【まとめ】ビジネスクラスはマイルを駆使してお得に乗ろう!


ここまで、ビジネスクラスの値段や特徴について解説しました。
最後にこの記事の重要なポイントを3つにまとめます。
- ビジネスクラスは幅広い座席と充実したサービスが特徴
- ビジネスクラスはマイルの活用でお得に予約が可能
- 特典航空券は予約開始日での座席確保が重要
ビジネスクラスは確かに高額ですが、マイルを活用することで手の届く価格となります。
クレジットカードの種類によっては、入会キャンペーンのみでビジネスクラスに必要なマイル数を獲得できることも。
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