【最安比較】プライオリティパス付帯のクレジットカード9枚まとめ

プライオリティパスアイキャッチ

空港での待ち時間、普段より1ランク上のサービスを受けて、旅を充実させてくれるプライオリティパス。

そこで今回は、プライオリティパスの概要と付帯するクレジットカードをコストに注目して徹底比較します。

結論から言うと、最安でプライオリティパス付帯クレジットカードを作るならセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードが最強です。

わんポイント

この記事を読んで、オトクにプライオリティパスを発行するワン!

とにかく安く、プライオリティパスが手に入るクレジットカードを探している方にとって必見の内容です。

目次

プライオリティパス付帯クレジットカード最安比較

以下では、プライオリティパスが付帯する主なクレジットカードをまとめました。

スクロールできます
カード名年会費(税込)レストラン・リラクゼーション施設利用無料利用回数
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード22,000円(初年度無料)無制限
エポスプラチナカード30,000円無制限
セゾンゴールド・アメックス・カード11,000円(年1回以上利用)無制限
楽天プレミアムカード11,000円×年5回まで
JCBプラチナカード27,500円×無制限
三菱UFJカード・プラチナ・アメックス22,000円×無制限
ダイナースクラブカード24,200円(初年度無料)×(2025年4月1日~)年10回まで
ANAアメックスゴールドカード34,100円×年2回まで
ラグジュアリーカードチタン55,000円無制限
年1回以上の利用で年会費無料+プライオリティパス優待価格11,000円

プライオリティパスを無制限で利用できるプレステージ会員になるには、正規の料金を払い直接発行するよりも、プレステージ会員資格を無料で得られるクレジットカードの特典を利用したほうが安いです。

プライオリティパス付帯クレジットカードは多数存在しますが、発行会社やカードのグレードによってその特徴はバラバラ。

カード自体の年会費が異なることはもちろん、年間利用回数や施設の利用制限が付いているカードも多いのが現実です。

わんポイント

何の制限もなく使えるカードは少ないワン!

プライオリティパスとは

プライオリティパスは、日本国内はもちろん世界中の空港ラウンジが利用できる会員サービスです。

旅行・出張の際の待ち時間を、豪華なラウンジでゆったり快適に過ごせるため、旅行者から絶大な人気を誇ります。

わんポイント

空港ラウンジ以外にも、レストランでの食事やリフレッシュ関連の対象施設もあるワン!

ゴールドカード以上を持っていると無料入室できるカードラウンジよりも、プライオリティパスで入れるラウンジは設備が充実している場合も多いのが特徴です。

プライオリティパスのメリット

プライオリティパスを持つメリットは“空港での待ち時間を快適に過ごせる”この一言に尽きます。

空港に行くときは、チェックインや荷物預けの関係で時間に余裕をもって家を出ますよね。

しかし手続きや手荷物検査が終わると、手持ちぶさたになることがほとんど。

プライオリティパスがあれば、退屈な待ち時間を有意義に、さらには非日常的な体験に変えることだって可能です。

プライオリティパスが使える国内施設

日本国内でプライオリティパスが使える施設は、以下の4種類に分類できます。

  • ラウンジ
  • 食事
  • リフレッシュ
  • 休憩

「ラウンジ」は、国内線用や国際線用、常時利用可能なものといったように種類があり、ラウンジ内で軽食をとれる、シャワールームがあるなど通常の空港ラウンジよりも豪華な特徴が。

「食事」、「リフレッシュ」、「休憩」は施設が指定したメニューやサービスを無料で受けられるパターンと、請求総額から割引を受けられるパターンがあります。

国内の対象施設一覧
  • 羽田空港
    • All Day Dining Grande Aile(食事)
    • Foot Bath Cafe & Body Care LUCK(リフレッシュ)
  • 成田空港
    • 鉄板焼 道頓堀 くり田(食事)
    • 肉料理 やきすき やんま(食事)
    • ぼてぢゅう屋台(食事)
    • Japanese Grill & Craft Beer TATSU(食事)
    • 9h nine hours Narita Airport(休憩)
  • 中部空港
    • 海膳空膳(食事)
    • The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar(食事)
    • ぼてぢゅう(食事)
    • くつろぎ処(リフレッシュ・入浴)
  • 関西空港
    • ぼてぢゅう1946(食事)
    • Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU(食事)
  • 伊丹空港
    • 大阪エアポートワイナリー(食事)
  • 鹿児島空港
    • Body Care LUCK(リフレッシュ)

※参考:プライオリティ・パス公式サイトより、2025年3月時点の情報。対象施設は随時変更の可能性があります。

基本的に対象施設が制限エリア外にある場合は、自身のフライトとターミナルが異なるときも利用ができ、到着時にサービスを受けることも可能です。

年会費と取得方法

プライオリティパスにはサービスに3つの種類があり、利用できるサービスは同じですが、年会費や利用制限などの違いがあります。

スクロールできます
ランク年会費無料利用回数会員利用条件
スタンダード99ドル0回各回35ドル
同伴者 各回35ドル
スタンダード・プラス329ドル10回11回目以降各回35ドル
同伴者 各回35ドル
プレステージ469ドル無制限同伴者 各回35ドル

最上級ランクのプレステージは年会費が469ドル、日本円では7万円ほどとかなり高額。

わんポイント

頻繁に旅行しないと元がとれないワン!

通常は公式サイトから申し込むことで会員になれますが、プライオリティパス付帯クレジットカードに入会することで、これよりも安くプライオリティパスを取得することができるのです。

つまりお得にプライオリティパスを手に入れるには、プライオリティパス付帯クレジットカードの選び方が重要になりますね。

プライオリティパス付帯クレジットカードの選び方

プライオリティパス付帯クレジットカードは多数存在するため、どれを選ぶべきかついつい悩みがち、、、

選び方を間違えると、自分の思いどおりにラウンジを使えない可能性も。

最大限有効にプライオリティパスを使うために、以下4つのポイントをおさえましょう。

年会費の安さ

まず1つ目は、プライオリティパスの発行にかかるトータルの年会費です。

ここで注意してほしいのが、プライオリティパスが無料で付帯するカードと有料で付帯するカードがあること。

さらにプライオリティパスが無料で付帯しても、ラウンジの利用に料金が発生するカードもあるので、よく確認をする必要があります。

わんポイント

最安で付帯するクレジットカードはこのあと紹介するワン!

利用可能施設の制限がないか

付帯のカードによっては、利用可能施設に制限があるもの、そして無料の利用回数が限られているものがあります。

具体的には「ラウンジ」以外の施設が利用できない、「年〇回まで無料」など。

利用可能施設に制限がある発行会社
  • 全ての国で利用不可
    • アメックス
    • 楽天カード
    • 三菱UFJニコス
  • 国内のみ利用不可
    • UCカード(2025年4月1日~)
    • ダイナースクラブ(2025年4月1日~)
    • トラストクラブ(2025年4月1日~)
    • 三井住友カード(2025年4月1日~)
    • JCB

2025年3月時点の情報。上記内容は随時変更の可能性があります。

せっかくプライオリティパスを発行したのに、使える場面があまりなかったら、もったいないですよね。

わんポイント

直近でも制限がかかるカードが増え続けているワン!

同伴者の利用条件

クレジットカードに付帯するプライオリティパスは基本的に本人のみが利用可能

しかしクレジットカードによっては、料金を払うことで同伴者も利用できたり、同伴者が無料で利用できるものも。

さらには、家族カードでプライオリティパスを付帯できるカードも存在するため、自身の家族構成やフライト頻度によって選び方も変わります。

わんポイント

家族カードの年会費も考慮するワン!

特典内容の細かい違い

このほかにもカードの発行会社によって、細かい違いが存在します。

例えば、デジタル会員証が発行されるカードと現物の会員証が発行されるカードがあります。

デジタル会員証対応のクレジットカード発行会社
  • アメックス
  • エポスカード
  • トラストクラブ
  • ダイナースクラブ
  • アプラス(ラグジュアリーカード)
  • 楽天
  • 三井住友カード(2025年4月1日~)

2025年3月時点の情報。上記内容は随時変更の可能性があります。

わんポイント

デジタル会員証なら紛失や家に忘れるリスクを減らせるワン!

また有効期限内はずっと使い続けられるカードがある一方、毎年手続きをして更新しないと使い続けられない場合も

プライオリティパスの発行申し込む際は、HPや注意事項をよく読んで確認するようにしましょう。

プライオリティパス最安付帯のおすすめクレジットカード3選

プライオリティパスを最安で手に入れるには結局どのカードを発行すれば良いのでしょうか。

度重なる制度の変更により、ネットの記事やSNSでは情報が古く、すでに改悪されたカードがおすすめされていることもチラホラ

せっかくプライオリティパスを発行するなら対象施設全てを存分に満喫したいですよね。

今回は飲食やリフレッシュ施設を含めた全施設を無制限で利用できるプライオリティパスが最安で付帯するクレジットカードを3つ紹介します。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード

年会費初年度無料
2年目以降22,000円(税込)
プライオリティパス無料
還元率通常:0.5%
SAISON MILE CLUB加入時:1.125%
ブランドAMEX
付帯保険海外旅行:最高1億円
国内旅行:最高5,000万円
ショッピング:年間最高300万円
SAISON MILE CLUBの年会費は5,500円(税込)
1.125%還元はJALマイル

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードには初年度無料という強みがあります。

プライオリティパスの制度改悪が続く現在、1年間状況を様子見しながら保有できるため、プライオリティパス発行の最適解といえるでしょう。

わんポイント

ビジネスカードだけど個人発行も可能だワン!

全施設が1年間無料で利用できるのは正直破格すぎるので、筆者としても、まずは1年間このカードを保有することをおすすめします。

詳しいカード詳細を見る

エポスプラチナカード

年会費30,000円(税込)
※条件を満たす場合:20,000円(税込)
プライオリティパス無料
還元率0.5%〜
ブランドVISA
付帯保険海外・国内旅行:最高1億円
インビテーションからの入会または年間利用額100万円以上

エポスプラチナカードは年間100万円の利用で次年度の年会費が20,000円になります。

それだけでなく年間の利用金額に応じてボーナスポイントを獲得でき、年間100万円利用の場合20,000ptが付与。

年間ボーナスポイント詳細
年間利用額獲得ポイント
50万円以下利用分に対する0.3%分(2026年5月~)
50万円3,000pt(2026年5月~)
100万円20,000pt
200万円30,000pt
300万円40,000pt
500万円50,000pt
以下1,500万円まで200万ごと10,000pt

エポスプラチナカードは年会費をポイントで支払うことができるので、実質無料でプライオリティパスを手に入れることができます。

わんポイント

通常還元分のポイントもあるワン!

年間利用金額が100万円を超えるメドが立つ場合は実質最安での保有が可能です。

セゾンゴールド・アメックス・カード

年会費初年度無料
年間1回以上の利用で翌年無料
通常年会費11,000円(税込)
プライオリティパス11,000円(税込)/年
還元率国内:0.75%
海外:1.00%
ブランドAMEX
付帯保険国内・海外旅行 最高5,000万円
ショッピング:年間最高200万円

セゾンゴールド・アメックス・カードは優遇年会費11,000円でプライオリティパスの発行が可能。

年会費が同じセゾンローズゴールド・アメックス・カードでも同様の優遇を受けられます。

わんポイント

学生でも発行ができるワン!

年間1回以上の利用で年会費が無料で、プラチナカードでもないため上記の2枚とくらべて非常に条件が緩いことに特徴があります。

改悪のリスクはあるものの、年間決済額が少ない方が複数年継続して持つ場合は最安で手に入ります。

楽天プレミアムカードは非推奨【理由を解説】

2024年までは年会費11,000円(税込)の楽天プレミアムカードが最安でプライオリティパスを発行可能でした。

当時に書かれたWebサイトや口コミをみると「楽天プレミアムカードが最強!」といった意見がありますが、現在このカードの発行は正直おすすめできません

理由は1点、サービス内容が改悪されたからです。

改悪内容はコチラ
  • ラウンジ利用の回数制限(2025年1月~)
    • 【変更前】無制限
    • 【変更後】年間5回まで無料
      • 6回目以降はUS35$/1回
  • ラウンジ施設以外の利用不可(2025年1月2日~)
    • 【変更前】国内・国外のすべての提携施設が利用対象
    • 【変更後】国内・国外の「ラウンジ」施設が利用対象
      • 「食事」、「リフレッシュ」、「休憩」施設は利用不可

ラウンジの利用回数だけでなく、国内・海外ともにラウンジ以外の施設利用が全て制限されることとなり、プライオリティパス利用の幅が大きく狭まりました。

わんポイント

セゾンゴールド・アメックス・カードなら同額で無制限に使えるワン!

【実体験】プライオリティパス利用レビュー

ここでは、実際にプライオリティパスを保有する筆者が訪れたプライオリティパス対象施設をお見せします。

実体験を踏まえたリアルなレビューをお届けするので、自分が保有したときのイメージを膨らませてみてくださいね。

pp現物
セゾン付帯のプライオリティパスは現物カードです

現役大学生の筆者はセゾンゴールド・アメックス・カード付帯のプライオリティパスを利用。

今回は「ラウンジ」施設と「食事」施設(レストラン特典)をそれぞれ1つずつ紹介します。

空港ラウンジで休憩

羽田ラウンジ
日曜日の午前0時、利用客は私含め4名でした。

まず紹介するのは、羽田空港第3ターミナルにある「Sky Lounge South」という「ラウンジ」施設。

国際線はペットボトル飲料などの持ち込みができないため、のどの乾いた私は、手荷物検査後すぐにラウンジに向かいました。

羽田ラウンジ2
食事はビュッフェ形式。「まい泉」のカツサンドがおすすめです。

深夜便ということもあり、ラウンジに到着したのは午前0時過ぎでしたが、こちらのラウンジは24時間営業のため不自由なく、食事とシャワーを満喫。

わんポイント

テレビや喫煙所、アルコールの用意もあるワン!

混み合う時間帯はシャワーの順番待ちに時間がかかることがある点には注意です。

レストラン特典で無料の食事

「食事」施設は成田空港第3ターミナルフードコートエリアにある「ぼてぢゅう屋台」をピックアップ。

成田ぼてぢゅう
熱々のモダン焼きとたこ焼き、どら焼きにドリンクとなかなかのボリューム。

プライオリティパスと航空券の提示で3,400円相当のセットメニューをいただくことができます。

ちなみに成田空港は3つすべてのターミナルにレストラン特典を利用できる施設があるため、自分のフライトがあるターミナルから移動せずに、お腹を満たすことが可能です。

わんポイント

お持ち帰りもえらべるワン!

「ぼてぢゅう屋台」は到着時も利用でき、他ターミナル到着時も、ターミナル連絡バスを利用すれば簡単にアクセスできます。

プライオリティパス付帯クレカの注意点

ここ数年で施設や回数に制限のない、プライオリティパス付帯クレジットカードは大きく減少。

理由はクレジットカード会社がコスト削減のため、利用条件の見直しが進んでいることが挙げられます。

わんポイント

2025年4月1日から新たに4社が条件を改悪するワン!

今後もさらに改悪をする会社が増えることが予想されるため、注意深く見守る必要があります。

だからこそ筆者は、1年間無料で様子見ができるセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードを強く推奨しています。

プライオリティパス付帯クレジットカードのよくある質問

プライオリティパス付帯クレジットカードについてよくある質問をまとめました。

気になるけれど情報を見つけられない、そんな質問にお答えしているので要チェックです。

プライオリティパスはクレジットカード発行時に届く?

プライオリティパスの発行には別途手続きが必要です。

クレジットカード発行会社により手続きの方法は異なりますが、基本的にはカード到着後にカード会社のWebサイトやスマホアプリから申込をします。

デジタル会員証の場合は申し込み後すぐ、現物の会員証は自宅到着後(1週間程度)利用が開始できます。

わんポイント

すぐにでも必要な場合はデジタル会員証対応のカードを発行するワン!

クレジットカード解約後もプライオリティパスは使える?

結論、利用できません

プライオリティパス自体の有効期限が切れていなくても、クレジットカードを解約した時点でプライオリティパスの会員権利は失効します。

手続きの関係上、解約直後は利用できてしまう可能性がありますが、その場合解約後利用分の正規料金が後から請求されることになるでしょう。

わんポイント

リスクは冒さない方がいいワン!

クレジットカード解約時は、プライオリティパスも一緒に裁断し処分しましょう。

【まとめ】プライオリティパス付帯クレカで旅を充実させよう!

ここまでプライオリティパス付帯クレジットカードについて、解説してきました。

最後にこの記事の重要なポイントを3つにまとめます。

  • 利用可能施設の制限があるプライオリティパスが存在する
  • プライオリティパス付帯クレカはセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードがおすすめ
  • 今後もプライオリティパス利用条件の改悪に注意

プライオリティパス付帯クレジットカードを発行して使いこなせば、充実度・満足度がアップすることは間違いありません。

まずはコスパ最強のセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードを持って、1年間無料でプライオリティパスの魅力を試してみませんか。

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この記事を書いた人

現在都内大学在学中で、株式会社インベストメントブリッジのインターン生。
昨年は国内外の飛行機に18回搭乗し、海外20ヶ国以上を旅行。
JALカードnavi、ANA学生カードを保有し、累計獲得マイル数は8万マイル。学生という身分を活用しお得な旅行をしている筆者が、自身の経験を踏まえた情報や業界の最新ニュースを紹介します。

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