海外旅行で活躍するプライオリティパスですが、国内線でも豊富なサービスを受けられます。
一方で国際線限定の施設も多く、「せっかく持っているのに使えなかった…」というケースも。
そこで本記事では国内線で使えるプライオリティパス対応施設をまとめ、空港別に徹底解説します。
出張や国内旅行の際も快適に過ごせるよう、利用可能な施設と注意点をしっかり押さえておきましょう。

以下に国内主要空港の利用可否をまとめたワン!
空港名 | 国内線 | 国際線 |
---|---|---|
羽田空港 | ◎ | ◎ |
成田空港 | ◎ | ◎ |
セントレア(中部国際空港) | ◎ | ◎ |
伊丹空港 | ◎ | ◎ |
福岡空港 | × | ◎ |
那覇空港 | × | × |
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飲食やリフレッシュ施設も使える、おトク度抜群のクレカです。
国内線でプライオリティパスが利用可能な施設一覧
国内線でプライオリティパスが利用できるのは、6空港・17施設です。
※2025年現在
それぞれの空港でラウンジやレストラン、リラクゼーション施設など多彩なサービスを受けられるでしょう。
ただし施設によっては利用条件や制限があるため、このあと詳しく確認しましょう。
国内線プライオリティパス利用可能施設一覧(クリックで開く)
- 羽田空港
- All Day Dining Grande Aile(食事)
- Foot Bath Cafe & Body Care LUCK(リフレッシュ)
- Body Care LUCK(リフレッシュ)
- 成田空港
- I.A.S.S Executive Lounge 1(ラウンジ)
- I.A.S.S Executive Lounge 2(ラウンジ)
- 鉄板焼 道頓堀 くり田(食事)
- 肉料理 やきすき やんま(食事)
- ぼてぢゅう屋台(食事)
- 9h nine hours Narita Airport(休憩)
- セントレア(中部国際空港)
- The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar(食事)
- Japan Travelling Restaurant by BOTEJYU(食事)
- くつろぎ処(リフレッシュ・入浴)
- 関西空港
- KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA(ラウンジ)
- ぼてぢゅう1946(食事)
- Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU(食事)
- 伊丹空港
- 大阪エアポートワイナリー(食事)
- 鹿児島空港
- Body Care LUCK(リフレッシュ)
※参考:プライオリティ・パス公式サイトより、2025年10月時点の情報。対象施設は随時変更の可能性があります。
※日本発行のプライオリティパスに限る
以下の表で、国内線で利用可能な空港と施設数をまとめました。
空港名 | 施設数 | 施設タイプ |
---|---|---|
羽田空港 | 3施設 | レストラン・リフレッシュ |
成田空港 | 6施設 | ラウンジ・レストラン・ホテル |
セントレア(中部国際空港) | 3施設 | レストラン・温浴施設 |
伊丹空港 | 1施設 | レストラン |
関西国際空港 | 3施設 | ラウンジ・レストラン |
鹿児島空港 | 1施設 | リフレッシュ |
国内の主要空港を中心に展開されており、ラウンジからリフレッシュ施設まで幅広い用途で活用できます。
ただし施設によっては利用条件や制限があるため、注意が必要です。
主要空港の国内線プライオリティパス対象施設一覧
ここからは各空港で利用できるプライオリティパス対応施設を、ターミナル別に詳しく紹介します。
それぞれの施設の特徴や場所などを確認しておきましょう。
事前に把握しておくことで、スムーズに快適な空港時間を過ごせます。



国内主要6空港をピックアップしたワン!
羽田空港
羽田空港では複数の施設が利用可能です。
第1・第3ターミナルで、それぞれ特色のある施設が揃っています。
レストランやボディケア施設が充実しているのが魅力のひとつ。
以下は羽田空港の利用可能施設一覧です。
場所 | 施設名 | 施設タイプ | 特典 |
---|---|---|---|
第1ターミナル | Foot Bath Cafe & Body Care LUCK | リフレッシュ | 3,400円(税込)割引 |
第3ターミナル直結(2F) | Body Care LUCK | リフレッシュ | 3,400円(税込)割引 |
第3ターミナル直結(1F) | All Day Dining Grande Aile | レストラン | ビュッフェランチ・ソフトドリンク |



すべて制限エリア外にあるワン!
サービス詳細
- Foot Bath Cafe & Body Care LUCK
- メニューから3,400円を割引(ボディケアマッサージor足湯)
- Body Care LUCK
- メニューから3,400円を割引(タイ古式マッサージ・オイルマッサージなど)
- All Day Dining Grande Aile
- ランチビュッフェが無料
- ソフトドリンク飲み放題(アルコール別料金)
国内発行のプライオリティパスでは使えないラウンジに注意
羽田空港には、国内発行のプライオリティパスでは利用できない施設があります。
具体的には第1・第2ターミナルの国内線制限エリア内にあるPOWER LOUNGEなどが対象外。
海外発行のプライオリティパスのみが利用できる形となっています。
ただしゴールドカード以上のクレジットカードを持っていれば、カードラウンジとして利用可能です。
国内発行プライオリティパスで利用できない施設
- POWER LOUNGE SOUTH(第1ターミナル )
- POWER LOUNGE NORTH(第1・第2ターミナル )
- POWER LOUNGE CENTRAL(第1・第2ターミナル )
- エアポートラウンジ(南)(第2ターミナル)



ゴールドカード以上なら別途利用できるから安心だワン!
成田空港
成田空港は国内でもプライオリティパス対応施設が最も充実している空港です。
各ターミナルにラウンジやレストラン、ホテルなどがあります。



異なるターミナルでも当日の搭乗券があれば利用できるワン!
場所 | 施設名 | 施設タイプ | 特典 |
---|---|---|---|
第1ターミナル | I.A.S.S Executive Lounge 1 | ラウンジ | 無料ドリンク |
第2ターミナル | I.A.S.S Executive Lounge 2 | ラウンジ | 無料ドリンク |
第1ターミナル | 肉料理 やきすき やんま | レストラン | セットメニュー無料 |
第2ターミナル | 鉄板焼 道頓堀 くり田 | レストラン | セットメニュー無料 |
第3ターミナル | ぼてぢゅう屋台 | レストラン | セットメニュー無料 |
第2ターミナル | 9h nine hours Narita Airport | 休憩 | 最大5時間無料滞在可能 |
レストランやボディケア施設は出発3時間以内の搭乗券提示が必要で、到着後は基本的に利用不可となっています。
サービス詳細
- 肉料理 やきすき やんま
- やきすき+ミルクプリン(ドリンク別料金)
- 鉄板焼 道頓堀 くり田(いずれかを選択)
- 大阪道頓堀セット+ドリンク
- 鉄板焼ステーキセット
- ぼてぢゅう屋台
- 大阪道頓堀セット+ドリンク
- 9h nine hours Narita Airport(いずれかを選択)
- シャワー+仮眠(5時間無料)
- 宿泊(3,400円割引)


セントレア(中部国際空港)
中部国際空港では、レストラン・リフレッシュ施設の3施設が揃っています。
場所 | 施設名 | 施設タイプ | 特典 |
---|---|---|---|
「Flight of Dreams」ビル(3F) | The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar | レストラン | 3,400円(税込)割引 |
第1ターミナル(4F) | Japan Travelling Restaurant by BOTEJYU | レストラン | セットメニュー無料 |
第1ターミナル(4F) | くつろぎ処 | リフレッシュ・レストラン | 3,400円(税込)割引 |
サービス詳細
- The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar
- メニュー注文分から3,400円を割引
- Japan Travelling Restaurant by BOTEJYU(いずれかを選択)
- ぼてぢゅうグルメセット(店内)
- ご当地麵セット(店内)
- ご当地丼セット(店内)
- 大阪道頓堀セット(持ち帰り)
- くつろぎ処(いずれかを選択)
- 入浴+食事(韓国料理or和食)+ドリンク
- スパメニュー3,400円割引
上記施設は制限エリア外にあるため、国内線・国際線どちらからもアクセス可能。
中でも注目は、第1ターミナルの総合リラクゼーション施設「くつろぎ処」。


無料で温泉に入れ、入浴後は食事も楽しめますよ。
伊丹空港
伊丹空港で利用できるのは、大阪エアポートワイナリーの1施設。


2024年7月に新たにプライオリティパス対応となった比較的新しい施設で、制限エリア外のレストランエリアに位置しています。
場所 | 施設名 | 施設タイプ | 特典 |
---|---|---|---|
中央ブロック (3F) | 大阪エアポートワイナリー | レストラン | セットメニュー無料 |
サービス詳細
- 大阪エアポートワイナリー
- 食事+ワイン飲み放題(60分)orソフトドリンクor生ビール
プライオリティパスを提示すると、フードメニューや飲み放題のハウスワインが楽しめます。



セットメニューの内容は時期によって異なるワン!
出発3時間以内の搭乗券提示が必要なため、到着時の利用はできません。
福岡空港
福岡空港は国際線のみプライオリティパス対応施設があります。



国内線搭乗者は利用ができないワン!
国内線利用者でラウンジを使いたい場合は、航空会社ラウンジまたはカードラウンジを活用しましょう。
カードラウンジは、特定の会社のゴールドカード等を持っていれば基本的に無料でラウンジを利用可能。
福岡空港では、国内線制限エリア内外の両方に1カ所ずつ設置されています。
那覇空港
那覇空港にはプライオリティパス対応の施設がありません。
またカードラウンジも国内線1階到着ロビー(制限エリア外)の1カ所のみ。
プライオリティパス付帯のクレジットカードは、基本的にカードラウンジの利用条件を満たしていることが多いです。
物理的なカードの提示が必要なため、発行元のクレジットカードも忘れないようにしましょう。



持っていない場合でも、大人は1,320円で入場できるワン!
プライオリティパスが無料発行できるおすすめクレジットカード
プライオリティパスは通常、年会費が高額なサービスです。
しかし特定のクレジットカードを持つことで無料発行できます。



支払うのはカードの年会費のみワン!
中でも2025年現在、国内線の施設を幅広く利用できるカードは限られているのが現状。
ここではプレステージ(無制限)会員で施設を使える、おすすめの1枚を紹介します。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®︎・カード


セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®︎・カードは、1年間無料でプレステージ(無制限)のプライオリティパスが付帯する唯一の選択肢と言えます。
近年は楽天プレミアムカードやJCBプラチナなど、多くのクレカでレストラン優待が廃止されるなか、このカードは継続中。
プライオリティパスをお得に持つならば、現時点で最もおすすめのクレジットカードです。



他カードのほとんどは、利用回数や利用施設(レストラン等)に制限があるワン!
年会費 | 初年度無料 2年目以降33,000円(税込) |
---|---|
プライオリティパス | プレステージ会員が無料 |
還元率 | 1,000円(税込)=1永久不滅ポイント※ JALマイル還元率:最大1.125% |
国際ブランド | American Express |
さらに、プライオリティパスでは利用できないことが多い、国内主要空港のカードラウンジも無料で利用可能。
いつプライオリティパスが改悪されるか分からない現在、まずは1年間無料でプライオリティパスを保有するのが最善と言えるでしょう。


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国内線でプライオリティパス利用の注意点
国内線でプライオリティパスを使う際は、いくつかの注意点があります。
海外の空港とは異なるルールも存在するため、事前に把握しておくことが大切です。
知らずに行くとがっかりすることもあるため、しっかり確認していきましょう。
航空会社ラウンジは利用できない
プライオリティパスでは、サクララウンジやANAラウンジといった航空会社ラウンジは利用不可です。
これらは航空会社の専用ラウンジのため、プライオリティパスでは利用できません。
航空会社ラウンジを使いたい場合は、上級会員資格またはビジネス(ファースト)クラス以上の航空券を購入する必要があります。



プライオリティパスは航空会社に関係なく使えるのが良いところだワン!
発行カード会社によって制限がある
プライオリティパスは、発行元のカード会社によって使える施設が異なります。
特に2025年以降、多くのカードでレストラン優待が廃止されている点に注意が必要です。
カードによって使える施設が大きく変わることを押さえておきましょう。
カード名 | ラウンジ | レストラン | 無料利用回数 |
---|---|---|---|
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | ◯ | ◯ | 無制限 |
楽天プレミアムカード | ◯ | × | 年5回まで |
エポスプラチナカード | ◯ | × | 無制限 |
そのためカード選びの際は、どの施設が使えるのかを必ず確認しましょう。
公式サイトや各カード会社のページで、対応施設をチェックするのがおすすめです。



カード選びで使える施設が変わるから要注意だワン!
正規料金のほうが安い場合も
プライオリティパスのスタンダード会員は、施設の利用ごとに35ドルかかります。
日本円で約5,000円程度となるため、施設によっては正規料金より高くなることも。
特にPOWER LOUNGEなど1,320円で使えるラウンジでは、直接支払う方が安くなります。
ラウンジ | 正規料金 | 利用料 |
---|---|---|
POWER LOUNGE(羽田) | 1,320円 | 約5,000円(35ドル) |
IASS ラウンジ(成田) | 2,200円 | 約5,000円(35ドル) |
POWER LOUNGE PREMIUM(羽田) | 4,400円 | 約5,000円(35ドル) |
そのためプレステージ会員のプライオリティパスを持つことが重要です。



プレステージ会員なら何回使っても料金が発生しないワン!
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスなら、このプレステージ会員が無料付帯するのが魅力でしょう。
【まとめ】セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスがあれば施設を網羅可能!
国内線対応のプライオリティパス施設について、詳しく解説してきました。
最後に本記事の重要なポイントを3つにまとめます。
- 国内線でもプライオリティパスが使える空港は6つ
- ラウンジ・レストラン・温泉と豊富な種類がある
- セゾンプラチナビジネスアメックスなら全施設を網羅できる
プライオリティパスがあれば、国内線でも快適な空港時間を過ごせます。
ラウンジだけでなくレストランや温浴施設、ボディケアまで幅広く利用できるのが魅力。
特に2025年現在、1年間無料で全施設を使えるのはセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのみです。
国内出張や旅行が多い方は、ぜひプライオリティパスを活用してみてください。
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